・こどもたちが生まれた環境に左右されない人生を歩めるように
・こどもたち一人ひとりが、社会の中で主体的に生きる力を獲得していくために
・こどもたちがまちを元気にしていくように
そんな思いが込められた地域通貨「まーぶ」は、「こども」に焦点をあて、彼ら彼女らの遊びと学びと生活を豊かにし、未来を育む新しいお金です。
2014年4月より、こどもだけでなく大人も使えるようになり、箕面市内で流通し始めました。
こどもが稼げることが大きな特徴ではありますが、地域通貨として、人と人とのコミュニケーションを促進し、地域が元気になっていくように、大人同士、大人とこども、こども同士で幅広く利用されています。
地域通貨「まーぶ」は、箕面市で流通しているこどもも大人も使える地域通貨です。「まなぶ」と「あそぶ」を掛け合わせて考えられた「まーぶ」は、どんな状況にあるこどもでも自分の力で「だれかのためになること」「自分の未来のためになること」をすれば稼ぐことができることが特徴です。100まーぶ=100円として、お店で使うことはもちろん貯めることで、自分の夢をかなえることもできます。
いま生まれてくるこどもたちは、生まれてきたときからすでに格差の中にあり、将来の選択肢にもとても差がある状態です。このような状態にあきらめ感を抱かせず、自分の力や周りの力を信じることができるようにすることが、「まーぶ」の果たすべき役割です。
「まーぶ」をかせぐために、こどもたちはコミュニティの中のだれかのためになることに関わっていきます。そこで生まれるのが、コミュニケーションであり、社会的な“つながり”です。「まーぶ」を稼ぐ/使うという行為の中で、こどものときから、家や学校、友だち以外の“つながり”をたくさんつくる経験を得て、社会の中で生きていく力を身につけていきます。
こどもたちは稼ぐという行為の中で、誰かの困りごとやまちの困りごとに出会い、それを解決するプロセスに関わります。こどもたち自身が、まちづくりの担い手になることで、まちの活性化につながるとともに、未来のまちの担い手としても育っていくことにつながっています。
現在みのおキューズモールで使えるお店一覧